予備試験を目指すヘボ受験生が書いたヘボい答案を晒すブログ

2019年12月から本格的に司法試験・予備試験の勉強を始めた私が書いたヘボ答案を晒すブログです。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第17問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 事後強盗に関する問題でした。 窃盗→事後強盗→被害者の死亡という経過を辿っていくのが、なかなか大変でした。 パズルみたいで楽しい面もありましたが。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatena…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第16問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 強盗の故意で強盗に及んだものの、相手はビビらずに、しかし金員を交付した事例です。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【答案作成状況】 ・時間制限 56分。今回はいつもより…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第15問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 小問⑴はコンビニに行くために友達の自転車を勝手に使って返した事例、小問⑵は壊すつもりでプラモデルを持ち出し、その後気が変わって自宅に飾った事例です。 両方とも絶妙に微妙な問題で、不法領得の意思を中心に構成要件の住み…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第14問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 推定的同意がある場合の建造物侵入罪の成否、公務員に対する公務員執行妨害罪、威力業務妨害罪の成否を問われる事例でした。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【答案作成状況】 …

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第13問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 政治家の賄賂授受記事に関する名誉毀損罪の成否が問題となる事例。 今回は記事を書いた記者本人ではなく、その記者に事実を摘示したまた別の記者の行為についてなので、伝播性の話が問題になると思いました。 なぜ問題文がざっく…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第12問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 殺意を隠して立ち入りの同意を得た立ち入り行為。 あとは怪我してる被害者を置き去りにした行為ですね。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【答案作成状況】 ・時間制限 なしです…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第11問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 総論の最後ですね。 経理部長に業務上横領を教唆した事例でした。 経理部長の乙、教唆した甲の両方を検討する問題です。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【答案作成状況】 ・時…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第10問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 フィリピンパブ事件【最高裁平成4年6月5日】を素材にした問題でした。 ただ、上記事件が過剰防衛の成立にとどまっていたので、(判例と異なる処理とは言え)責任の話に持っていける事例だったのに対し、今回は実行行為者につ…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第9問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 強盗の実行着手前の共犯の離脱の問題でした。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の答案】 第1、乙の罪責 1、丙・丁がA宅で押し入り現金を奪った行為は強盗罪(236条1項…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第8問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 最高裁平成13年10月25日を素材にした問題でした。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の答案】 第1、間接正犯の成否 1、甲女がAを利用してVより現金40万円を強取し…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第7問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 誤想(過剰)防衛の事例でした。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の答案】 1、甲が乙の腹部を登山ナイフで刺した行為につき、殺人未遂罪(199条、203条)の成否を検…

『工藤北斗の実況論文講義 民事訴訟法』第1問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 ①民法上の組合を当事者とする訴訟追行可能性、①業務執行組合員を当事者とする訴訟追行可能性を問う事例でした。 なぜ、ざっくりなのかはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の答案】 第1、甲組合が当事者として訴訟…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第6問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 息子に暴行している二人組に父親が鉄パイプを持って止めに入るという典型的な正当防衛の事案です。 なぜ問題文がざっくりなのかについてはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の感想】 甲の鉄パイプを振り回した行為…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第5問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 強盗されるとわかっていた行為者が、それを機会にナックルダスターという聞いたこともない武器をはめて相手を殴りつけた積極的加害意思の事例です。 相当性までいってたら、あやうくナックルダスターのあてはめができないとこで…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第4問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 小問⑴は首を絞められたものの生きていて、その後土中に埋められた被害者が死亡してしまった事例(大審院大正12年4月30日)が素材の問題、小問⑵はいわゆる「早すぎた構成要件」が問題となるクロロホルム事例(最高裁平成16…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第3問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 前段は殺す相手を間違っちゃった事例、後段はマネキンと間違えちゃって本当に良かった事例でした。 また、教唆犯が絡む事例です。 なぜ問題文がざっくりなのかはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 第1、設問前段 1、…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第2問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 大阪南港事件(平成2年11月20日最高裁)を素材にしたものでした。 典型的な介在事情の事例ですね。 なぜ、ざっくりなのかはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の答案】 第1、設問前段につき、殺人罪(199…

『工藤北斗の実況論文講義 刑法(第2版)』第1問の私の答案 

【問題文をざっくり言えば】 車で人をはねちゃったから病院に運ぶも、途中で気が変わって放置した系の事例です。 不真正不作為犯のやつですね。 なんでざっくりなのかはこちら。 shitpapers-of-law.hatenablog.com 【私の解答例】 第1、業務上過失傷害罪(…

このブログの趣旨

このブログでは、司法試験過去問、予備試験過去問、もしくはそこに至るまでに使用する演習書、問題集につき、私が書いた「ヘボ答案」を晒します。 他にも、解答作成にあたっての感想や調べたこと、疑問、私の意見なども書いていくつもりです。 晒す目的とし…